皆さんこんにちは！
大阪府堺市東区北野田駅近くのパーソナルボクシングジム🥊
Boxing Lab STAY GREENの有吉です☆
前回、再投稿のブログでブロッキングを誘発するテクニックを紹介しました。
相手の動きを止めることができれば、サイドに回ることができるようになり試合運びが楽になります。
とはいえ、インファイターは積極的にブロッキングを駆使しながら前に詰めてきます。
あまり上手くない人ならばガード上げて真っ直ぐ入ってくるので、サイドをとりやすいです。
でもレベルの高いインファイターは頭の位置を頻繁にかえて、巧みなブロックで攻撃を防ぎながらスルッと間合いに入ってきます。
間合いに入ると即攻撃してきます。
こんな相手だと簡単にサイドをとらせてくれないし、硬直化も中々してくれません。
インファイトが上手な人は自分のペースを守ります。
つまり、駆け引きがあまり通用しないということです。
そんな相手をどのように攻略するべきか、僕なりの考えを書いていこうと思います。
まず、インファイターは何を考えてボクシングをしているのか。。。
それは、相手の体力、精神力を積極的に削りたいと思っているんです。
積極的に削る為、多少の被弾と体力の消費は仕方がないからそれでも前に出て、いっぱい仕掛けて、いろんなテクニックを駆使してくるわけです。
そして相手を積極的に削るために、鉄の意志で自分のペースを守ります。
相手の駆け引きには乗らないようにしてきます。
そして後半に決める！あるいはチャンスあれば前半に決める！🥊
下手だったら丸めこめるのだけれど、ディフェンスが上手くて体力もめっちゃあるインファイターは本当に厄介です💨
被弾をそこまで気にしていないのでグイグイ距離を詰めてきて、こちらがパンチを打つとソッコーでカウンターが返ってきます🥊
こちらが何もしないと、パンチを纏められます。
サイドに逃げたいけれど膨大な量のボディーワークで詰めてくるので、硬直化も難しい💨
このような戦法、ストリートファイトだったら正直アウトだと思います。
素手の相手に対して被弾ありきで突っ込んでいくのはリスクがデカすぎます。
膝蹴りされるかもしれないし、掴まれて倒されて関節技決められるかもしれない💨
でもボクシングだとこの戦法は有効です。
手にはグローブがついていて、組み技もない。
この条件が揃うと、インファイターはやり易いです。
つまりボクシングをやってる以上インファイター相手でも勝てるようにしておかなきゃいけないわけです。
こんな相手と戦うとすれば、ある程度の乱打戦は覚悟しないといけません。
捌いても捌いても相手はきます。
テクニック的にもレベルの高い相手の場合、迎え打たなきゃいけません。
つまり、体力面で負けていると厳しい勝負になります💨
インファイター系と戦って負ける時のパターンは、体力的に負けている時が一番多いです。
打ち合いで負けるから、捌き続けるも追い込まれ、パンチをまとめられるパターンですね。
逆に体力的に差がない場合、どっちが勝つかわからない展開になることが多いです。
そして、インファイター相手にフィジカルで勝っているならば、それはそれは楽な展開になります。
パンチ力で逆に押し込めるし、パンチを受けてもブレない身体の強さ、スピードなどがあればインファイターは出し抜けます。
その場合、打ち合っても良いし、距離をとっても良いです。
井上尚弥選手はいい例です。
１ラウンド目はあまり距離詰めないんです。
その間にパンチ力とかスピードとか、相手のフィジカルやテクニックを確認してるんですよね。
相手の動きを確認できて「余裕だな」と思ったら２ラウンド目で距離詰めにいきますよね。
井上尚弥選手はインファイターではないですが、フィジカルが圧倒的なので詰めても大丈夫なんだよね。
このような展開は、2人の実力に差がある試合によく見られます。
どこに差があるのかといえば、フィジカル面なんですよ。
でもフィジカルに差がない場合、インファイターと戦うと削り合いになることが多いです。
だから最初からこちらも被弾は覚悟する必要はあるわけです。
相手の動き全部に対応しようとすると思う壺なのです。
それしちゃうとどんどん体力削れちゃうから💨
あとは体力で絶対上回るよう、きっちり練習する事。
体力的に負けてるとインファイター相手ではきついよ💨
技術的に差があればともかく、上手いインファイター相手に体力負けするとキツイ💨
そして、敢えてゼロ距離になるのも手です。
離れる意識だけだとこれまた疲れます。
上手くくっつき、体重を浴びせると相手もやりにくいものです。
その時もやっぱりフィジカルは重要ですね。
身体で勝っていて押し込めるなら、インファイターはあまり怖くありません。
というわけで、技術的では無かったですが、インファイターと戦う時の心構えを紹介させて頂きました。
やっぱし、ある程度の被弾は仕方が無いと思う事です。
僕もインファイターと戦った経験は何度もあります。
自分より20キロデカいプロのインファイターとスパーしたこともあります。
その時は本当にキツかったけど、我慢して手を出すしかなかったです。
全てに対応するとダメだったと思います。
でもその時は「勝ったかなー？」って思えるような結果でした。
ゴリゴリの打ち合い、僕も何度も経験してます。
皆様にはあまり経験してほしく無いけれど、勝つには必要です🥊
では今日はこの辺で☆
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