皆さんこんにちは!
大阪府堺市東区北野田駅近くのパーソナルボクシングジム🥊
Boxing Lab STAY GREENの有吉です☆
先日、プロボクサーの穴口一輝選手がなくなりました。
試合のダメージで右硬膜下血腫になってしまい試合後意識を失い、開頭手術をするも意識は回復せず、2月2日にこの世を去りました。
この出来事はニュースでも大きく取り上げられ、普段あまりボクシングに詳しくない人も知ってました。
まだ23歳。
そして一歳のお子様のパパ。
残されたご家族や友人の方々も相当辛いに違いない。
僕も今回の事故は本当に残念に思う。
この試合が行われたのは年末の井上尚弥選手の前座、日本バンタム級タイトルマッチでした。
相手は堤選手。
この試合、本当にいい試合だった🥊
最初は穴口選手がリードしていたけれど、3ラウンドで堤選手がダウンを奪う。
だがその後も立ち上がりポイントを取っていく穴口選手だったが、10ラウンドが終わるまでに合計4回倒されて、判定負けとなった。
その後の医務室で意識を失ったとのこと。
4回ダウンを取られてるのでポイントは絶望的だったが、もしあと一つダウンが少なければ勝敗は分からない試合だったと思う。
ダウンを取られながらも、穴口選手の動きはとても良かった。
両選手が全てを出し尽くした最高のファイトでした🥊
世間ではレフェリーが止めるの遅かったとか色々言われてるかもしれないが、判断の難しい試合だったと思います💨
この事故が起こったのは誰かのせいではない。
誰も悪くない。
ただ理解しなければいけないのは、ボクシングとはこのような事が起こりうるスポーツだという事です。
試合に勝つために徹底的に体と精神を鍛え上げ、技術を研ぎ澄ませたプロボクサーのパンチは凶器です。
その能力を駆使して相手にダメージを与えて勝ちにいく非常に危険なスポーツです。
そのような特性上、死亡事故も起こりうるのです。
4回ダウンを取られたのに止めなかったのが原因だというわけではなく、1発のパンチでもそうなることはあるんです。
きっと穴口選手も堤選手も理解していたはずです。
もしかしたら試合で死ぬかもしれないと。
それくらいの覚悟を持って、プロボクサーはリングに立っています。
自分も相手もその気持ちは同じ。
そんな気持ちを持ってる人がちょっとくらい効いたところで引き下がるわけありません。
どれだけ倒されても、効いていても、立ちあがって効いてないフリするのがボクサーなんです。
一見このような状況は狂気に思えるかもしれません。
でも死ぬ恐怖より、負ける恐怖の方が大きくなる時ってボクシングには存在します。
プロボクサーでなくても、ステイグリーンのお客様でも試合に出たら本能的に同じ気持ちになるかと思います。
この衝動は自分では気付けません。
どれだけ効いていても、勝つためにあがいてしまいます。
なので上述したように、死ぬかもしれないということを戦う前からしっかり理解してボクシングをしなければいけません。
「俺は打たれ強いから大丈夫👌」ってたかを
くくらないでほしい。
本当に危険なスポーツだということを理解して、パンチを打たれないように意識してほしい。
自分のためにも打たれないボクシング、毎日意識しまくって練習するべきだと痛感します。
今回の出来事はとても悲しいものだったけど、誰も悪くありません。
そして、穴口選手の最後の試合は最高にカッコよかったと思います。
本当に辛いけど、感動をありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。
ステイグリーンではボクシングのパーソナルトレーニングを通してお客様の様々なご要望に応えます☆
強くなりたい方、試合に勝ちたい方、ボクシング未経験だけどやってみたい方、ダイエットや肉体改造したい方、etc.
ステイグリーンにどしどしお問い合わせお待ちしております(^^)
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